子どもたちは、教科書掲載の教材文をもとに、何度も読み返したり、ページをめくったりしながら、『たんぽぽの知恵』を見つけようと必死の様子。担任から全部でいくつの知恵を見つけることができたか問われると、「全部で6つあった。ここでしょ。ここも。あと、ここもだ!」と、教室の前に出て指で示し始める子の姿が見られました。また、「一つ目は、ここでしょ。二つ目は…」と、赤や青の線を引いた教科書を見ながら友達と情報交換し始める子どもたちの表情は、まるで宝探しをしているかのよう。時間的な順序などを考えながら内容をとらえるために、文章の中の重要な言葉を選び出すことができるようになることを期待しています。今後、実際のタンポポを観察して確かめてみようとする子が出てくると面白いですね。