校庭・学級園・正門付近など、学校の様々な場所で見つけた虫に着目し、一人一人の情報を集めた『ムシムシマップ』を作ってみました。虫の種類によって色が違うため、遠くからでも虫がたくさん見られた場所や種類が可視化されました。「ひがしな広場は、トンボが多いみたい。」「学年園にはカ・チョウ・ハチ・クモ・アリ・ダンゴムシなどの虫がたくさんいるんだ。」等、多くの発見がありました。そこで、子どもたちに考えられそうな理由を聞いてみたところ、「ひがしな広場には池があるから、トンボの赤ちゃんのヤゴの “すみか” になっていると思う。」「ということは、“卵を産む” ために池に来ているんだよ。」「草もいっぱい生えているから、草に集まる虫をトンボが “えさ” として食べているんじゃないかな。」と、面白い考えが出てきました。他には、“隠れ家” という考えも。虫の生態を比較しながら考察する力が素敵ですね。