『ちいちゃんのかげおくり』は、長い間教科書に掲載されている物語のため、保護者の皆さんも記憶に残っているかもしれません。教室では、3年生の子どもたちが何度も読み返しながら学んでいます。2組では、5行しかない第5場面の必要性について、自分の考えをノートに書き、クラス全体で話し合っていました。じっくりノートを見ると、「ちいちゃんは、天国で家族に出会えたはず。だから、5場面は必要だと思う。」「ちいちゃんが空から見てくれているから、安心して遊べるようになったということを伝えているし、もう二度と、ちいちゃんと同じ目にあいませんようにという願いがこめられているから、絶対に必要。」等の記述が。これまでの学びをもとに、ちいちゃんや家族の行動や気持ちを捉えた上で、情景をイメージしながら考え、作品に対する考えをもつことができました。ぜひ、お子さんの考えを聞いてみてください。