今週もまたまた雨の週末になりました。おまけに台風まで接近してきました。なかなかスポーツの秋や行楽の秋を楽しむことができません。

 そんな天気に植物たちもうんざりしているかもしれませんが、今日は珍しい植物を紹介します。

 写真に写っているのは「花オクラ」です。岩井原中学校から種をいただき、富士見台小の畑で育ててました。最初に種をいただいたときに「この種は食べるオクラではなく、花専用なんですよ。」と言われ、思わず「エッ!? これ食べられないんですか。」と聞き返してしまいました。

 育ててみると、夏の雨の多さにまけず、一輪ずつぽつりぽつりと咲きました。食べられるオクラより二回り以上大きい花で、直径10cm以上はあります。花が大きいので、地域の方に「これは何という花ですか。」と聞かれることが多く、そのたびに「これは花オクラです。実は食べられません。」とお答えしています。来年はもっと多くの地域の方に見ていただけるところに咲かせたいです。

 ちなみに、実をためしにゆでてみたところ、皮も種も固く、食用にならないことを実感しました。