例年では、桜吹雪が舞う頃なのに、今年は桜の開花が遅れて本校では五分咲きくらいです。おかげさまで、昨日今日の強い風にも桜が散る心配をしないですみます。

 前期前半の授業がはじまりました。各クラスでは、まず「学年・クラス・自分の目標」を決めます。高学年は学校を動かす仕事である各委員会の所属や行事を動かす実行委員会の担当、クラブ活動の所属、そしてクラスの係りなども決めます。1年間を見通して、さまざまな役割をみんなで分担します。

 低学年は生活科で春を探しに校舎の周りを歩きながらつぶやいていました。「なのはなが咲いてる。」「チューリップみつけた!」「赤・黄色・ピンク、白がない。」「ムスカリも咲いてるよ。」「よく知ってるね。」

 校庭では6年生がスポーツテストの50m走の計測をしました。「去年より速くなったかな。」「くやしい、まけた!」など、子どもたちは一生懸命です。

 そんな子どもたちを桜の花が見守っています。まだまだつぼみがたくさんあるので、来週も桜の花をめでることができそうです。やがて桜が散り始めると、子どもたちは散る桜の花びらをつかまえる遊びを始めます。毎年繰り返される学校の桜の花のさく頃の風景です。