阿波踊りの調べに乗って3年生が校庭に広がると、会場の雰囲気が変わりました。まるで夏祭りのようでした。

 子どもたちが手にした鳴子を鳴らすと、さわやかな音が響きました。夏祭りの始まりです。右に左に腕を動かし、鳴子の華がひらきます。ぐるっとまわして、またまた鳴子の華がひらきます。右で止まってポーズ、左で止まってポーズ、鳴子の華がそのたびにひらきます。

 「♪とさの 高知のはりまやばしで・・・」と鳴子の華を咲かせながら民謡も聞こえてきました。保護者や地域の皆様の中には、懐かしく聞かれた方もいらったしゃったではないでしょうか。

 子どもたちは、はじめて鳴子に出会い、鳴子の華をさかせながら、力を合わせて今日の演技をつくり上げることができました。

 なつかしさの中にも、新しさの感じられる鳴子の華が咲きました。