「トマト」「キャベツ」「カリフラワー」「アスパラガス」などなど、どれも子どもたちにもおなじみの野菜です。5月31日の「開港記念集会」はそんな野菜の紹介から始まりました。

 昔(今から160年くらい前まで)、日本は「外国と交流はしません。」という国でした。でも、1853年にアメリカからペリーがやってきたことをきっかけに、外国と交流するようになりました(=横浜開港)。開港当時、日本にやってきた外国の人たちは日本の野菜が苦手だったようで、西洋の野菜を横浜で作るようになったそうです。それが最初に紹介したものです。

 西洋野菜のほかにも、外国から横浜に入ってきたものは、いろいろあります。石鹸・アイスクリーム、ビールにパン、などがそうです。さて、ここでクイズです。

 ★横浜に初めて伝わったもののおかげで、作られた調味料はなんでしょう?

 ①マヨネーズ ②ケチャップ ③みそ  

 正解は②です、

 子どもたちは横浜開港後、日本に伝わってきた西洋野菜を通して、楽しく開港の歴史を学びました。そして「横浜市歌」(開港50周年に作られた)を元気いっぱいに歌いました。森林太郎(鴎外)作詞なので、難しい言葉もありますが、西洋野菜の効果か言葉に心がこもっていました。

 「横浜市歌」で歌われているように、寒村だった横浜が、今のような発展を遂げているのは、横浜開港があったからだと言えるでしょう。だからこそ、港都横浜の子どもたちが、開港のことをじっくり学ぶことはとても大事なことなのです。