学校にはうさぎの「黒白(コハク)」がいます。去年の6月ころ、首が傾く「斜頸(しゃけい)」という病気に罹り、それから暑い夏や寒い冬を避けるために、ずっと職員室と校長室の間の廊下の隅で飼われています。傾いた首を少しでも良くしようと、子どもたちも職員もマッサージを繰り返してきました。コハクのところにはニンジンの切れ端や大根の葉っぱを持って、必ず誰かが集まってきています。PTAの保護者と技術員、低学年の子どもたちと高学年の飼育委員等々…普段はあまり接点のない人たちがコハクを挟んで、会話を交わしているところをたくさん見るようになりました。

 コハクは2014年9月生まれの今年で10歳のおじいさんウサギです。みんなのあたたかい声掛けや手厚いお世話で、病気が治るとよいですね。