7月 22日(火) 「夏休みの学校」
子どもたちの声が聞こえない校内には、梅雨明けした校庭の木々からセミの声だけが響いてきます。子どもたちは登校しなくても、職員の研修は続きます。この「校長室の窓」では、今日から三日間、夏休みの先生たちの学びの姿を発信したいと思います。
今日は、午前中には静岡県の吉田町から本校の戦略アドバイザーの平井奉子先生を招いてのリーディングDX校内研修がありました。4月から取組を始めた、本研究の3か月半のあしあとを振り返り、それぞれの先生が実践してきたことを報告したり、子どもの変容した姿を確認したりしました。その後、平井先生からご指導をいただき、会の後半に夏休み明けに始まる単元の指導案作りを学年ごとに行いました。12月19日には、全国に向けた公開授業があり、これからはこの日を一つのゴールに位置付けて、全員で進んでいきます。研修会には、春から一緒に伴走していただいている、学校経営支援課の北代指導主事も参加していただきました。次の公開研修は11月です。
午後には、二本の研修が続きます。
前半には、日本赤十字社 田島真也救急指導員を迎えての応急処置法研修がありました。実技研修では、けがに対する応急手当について、バンダナやスーパーのポリ袋等を活用しての包帯法を学びました。続いて、毛布や担架を使っての運搬法を学びました。常にけがをした相手を気遣いながら、優しく声掛けを続ける必要性を教えていただき、充実した研修となりました。
後半は、八景小学校通級教室のコーディネーターの川上先生を招いての特別支援の視点からの児童理解について学びました。
一日を通しての研修でしたが、学校は子どもも教師も学び育つ場所であることを再認識した一日でした。本校の職員ですが、先生方一日ご苦労様でした。そして、関わっていただいた講師の先生方に感謝いたします。