今年度の学校保健委員会では「体幹をきたえる」をテーマに話し合いをしたり、ピラティス講師の方にトレーニング方法を教えていただいたりしてきました。

 

今日は体育館に全校児童が集まり、学校保健委員会の取組について発表がありました。「学校では、転んでけがをする子どもが相変わらずいる。」という保健委員会からの報告がありました。転んでしまった本人に聞くと、「うまく手を使い体を支えることができなかった。」と、話す人もいたようです。

保健委員からの報告の後、瀬谷区の柔道場「善道館」館長八段 伊藤吉治先生を講師にお迎えして、「上手な転び方」についてのお話を、講道館六段の菊地先生の実演と共に、具体的に教えていただきました。体育館の中央に敷かれたマットの上で、5,6年の代表児童が転んだときの手のつき方や受け身のやり方の指導を直接受けました。怪我をしない重要な要素に「首」の強さがあることや、(安全な場所での)受け身の練習を繰り返し行うことが大切だという話を聞きました。また、伊藤先生からは、「あいさつ、返事、後始末」の大切さも教えていただき、ピリッと引き締まる時間を過ごすことができました。

体を鍛えて結果を出すには少し時間がかかると思いますが、来年度は今年度よりも、転んでけがをする子どもたちが少なくなるとよいと思います。