今日、生麦小学校では、児童の計画委員会を中心に「ピンクシャツデー」を実施しました。

 

 この活動は、カナダの学校で始まりました。2月、男子生徒がピンク色のシャツを着て登校したところ、いじめを受け、それを聞いた上級生2人が「ぼくらもピンクのシャツを着ていじめストップ!」と呼びかけました。翌朝、呼びかけに賛同した生徒たちがピンクのシャツや小物を身に付けて登校し、校舎はピンク色になり、いじめストップにつながったそうです。以降、2月最終水曜日をピンクシャツデーとして、「いじめストップ!」に対する運動が世界各地で展開されています。(「認定NPO法人神奈川子ども未来ファンド」参照)

 

 今日は、子どもたちの「『ピンクシャツデー』をやりたい。」という意見から、実施しました。

 

 いじめは他人の人権を踏みにじる卑劣な行為であり、決して許されるものではありません。学級や朝会での教師からの啓発はもちろんですが、様々な場面で、子どもたち自身が「相手を大事にする。そして、自分も大事にする。」ことの意義を理解し、少しずつ行動に移れることが大切だと感じます。

 

 中休みに校庭を歩いていると、「ぼくは、心がピンク色だよ!」、「私も!」と、教えに来てくれた子どもたちがいました。優しく、素直な笑顔に、ありがとうと答えました。