夏休みが明け3日が経ちました。

 子どもたちは、だいぶリ学校の生活ズムに慣れてきたようです。

 

 校内を回ると、子どもたちがiPadを上手に活用しながら、考えたり、説明をしたりしていました。

 

 2年生は「生活」の授業で、夏前に植えたさつまいもの観察をしました。子どもたちは畑でiPadを開き、さつまいものツルの長さや、土の状態を写真で撮り、その後、土の下にあるさつまいもの成長具合を予想していました。「少し水の量を減らした方が、甘くなるよ」「いや、枯れている葉っぱがあるから、水をあげたほうがいいよ」と、議論が白熱していました。

 

 4年生は「国語」で、2つの詩を読み比べ、それぞれどのような感情をこめて朗読をすると、相手に気持ちが伝わるかという授業をしていました。子どもたちは詩を黙読し、意見を交わしながら詩全体のイメージをふくらませていました。その上で、自分はどのような感情をこめて詩を読むかとiPadに目標を入力していました。

 

 個別支援学級では「理科」で、夏の星座について学習していました。夏休み中に、担任が撮影してきた夏の星座の写真を、iPadを使用して子どもたちに転送しました。天の川まで写っている素敵な写真でした。子どもたちは、手元の自分のiPadの画面をくぎいるように見て、明るい星を見つけては線をつなぎ、いくつもの星座を作っていました。

 

 授業の中でICT機器をよいタイミングで活用することは、子どもたちの興味や関心をより引き付けられるなと感じます。これからも、子どもたちが「わかった」「楽しい」という授業をめざしていきます。