子どもたちのひらめき
5年生は算数で、2つの分数の大きさを比べる授業をしました。いつもなら、数直線に表したり、小数に直したりして、大小関係を求めますが、今日はそれ以外の方法で比べられないかという問題です。
子どもたちは悩みながらも、しだいに分母をそろえられないかと考え始めました。「通分」の考え方です。この考え方に着目できたということは、今後、分数同士のたし算や引き算の計算に活用できます。
また、他のクラスでは、色々な図形を使って、模様を作るという学習をしていました。同じ図形を何度使ってもかまいません。しだいに、図形同士がぴったりと敷き詰められるときと、敷き詰められないときがあると気が付く児童。これは「どのような形の四角形でも、合同な四角形同士は、ぴったりと敷き詰めることができる。」という学習につながっていきます。
ちょっとした子どもたちの予想やひらめきですが、それが次の学習につながっていきます。子どもの発想を引き出す授業、教員の問いかけが大切になってくると、改めて感じました。
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