6年生は、これまで小学校で学習してきた算数の総復習をしています。今日は割合の問題を考えていました。

 

 容量の違う2本のジュースがあり、どちらのジュースが、果汁を多く含んでいるかというような問題です。

 

 子どもたちは、一見できそうかなと思うようですが、この問題と類似の問題が、以前、全国学力・学習状況調査(文部科学省の学力調査)に出題され、全国的に回答率が高くありませんでした。

 

 原因の一つは、「果汁を多く含む」という文章から、「濃さ」を求めればいいと理解するのが難しかったようです。そして、問いが「濃さの比較」なのか、それとも「ジュースに溶けている果汁の量の比較」なのかの判断も難しかったようです。

 

 子どもたちは問題文を読み、何を回答すればよいのかを繰り返し考え、判断していました。残り少ない授業ですが、中学校へつながるよう頑張ってほしいです。