今週金曜日は前期終業式です。

 今日の朝会では、残り4日間を大切に、前期を振り返ろうという話をしました。特に、生活面について「いじめ、差別」について子どもたちに話しました。

 

<朝会の一部>

 私の思いは「いじめ・差別がない学校、みんなが元気で楽しい学校を作ること」です。そのためには、みなさんの優しい気持ちと、勇気が必要だと、何度も言ってきましたね。

(中略)

 いじめを助けられるのは誰でしょう?

 そう、周りにいる人ですね。みなさん、この前期に、誰かを助けてくれましたか?

(中略)

 人は、みな、平等に生まれてきました。誰がえらいとか、えらくないとかはありません。みんな、それぞれ違ったいいところがあります。だから、誰かをいじめる、差別するということは許されません。前期終了までの4日間、自分自身を振り返り、人の気持ちを感じられる人になってください。

 

 

 大切なのは、子どもに、単にいじめや差別はいけないということだけを伝えるのではなく、子どもたちの人権意識を高め、いかに人権感覚を磨くかだと考えます。授業や集会など、様々な場面で、自分を大切に、相手も大切にする気持ちを育てていただきたいです。そして、私たち教職員も、一人ひとりが自分の課題として人権に向き合い「差別をするつもりはなくても、差別をしてしまうかもしれない自分」に気づくことや、「こだわり」や「固定的な価値観」が、誰かを傷つける要因となることに気づくよう自分自身に問いかけていきます。

 

 朝会の後、朝の学活で、各担任はそれぞれ思いを伝えていました。あるクラスでは、担任がギターを弾きながら、みんなで歌を歌っていました。

 

 後期も、子どもたちと一緒に、いい学校づくり、学級づくりに励んでいきます。