子どもたち数人が校長室へやってきました。国語の時間に「しらせたいもの・見せたいもの」を決め、よく見て絵を描いたりメモをしたりするとのこと。そこで、校長室にいるアリジゴク等の生き物を貸してほしいとの申し出がありました。快諾し、アリジゴク・横浜メダカ・アオスジアゲハのケースを手渡すと、大喜び。その後、教室をそっと覗くと、真剣な眼差しで生き物を見つめる子どもたち。上・横・下と見る角度を変えたり、しばらく動かずに観察したり…。すると、「あっ、動いた。あれっ、どっちが前なんだ。」「おしりだと思っていたけど、こっちが前なのかな。」「触ると、ぷにぷにしていて気持ちいい。」「よく見ると、体に黒い毛が生えていたよ。」「砂をかけると嫌がっていた。」と、色・形・大きさ・感触・動きなどを発見していました。図鑑で調べ、獲得する知識も大切ですが、実際に見たり触ったりという体験は感情が揺さぶられますね。どんなカードが仕上がるのか楽しみです。