夏休み明けから1週間が経ち、4年生の子どもたちはリズムを取り戻している様子。今朝は朝学習の時間。教室では、ドリルの問題に集中して取り組む子どもたち。静かな環境の中、自分のペースに合わせて取り組むことで、1日のスタートが気持ち良く切れました。さすが上学年ですね。

他のクラスでは、算数と国語の学習中。算数では、「84枚の色紙を1人21枚ずつ分けると、何人に分けられるか」という問題に対して、1の位が0ではない2桁÷2桁の計算の仕方を考える子どもたち。80÷20=4という計算をもとに、一人一人が自力解決する様子を見ていると、ノートをめくって前回学習したことを確認しながら考えを整理する場面が見られました。

国語では、教材文『ごんぎつね』に初めて出会う時間。教師の範読を静かに聴きながら、挿絵を参考に物語の世界に引き込まれていく子どもたち。ノートに書いた初発の感想の発表の中には、「ごんは、いたずらばかりしていたのに、やさしいところもある。」「兵十がごんを撃ってしまったあとになって、食べ物を届けてくれたのがごんだと気付いたところが切ないというか悲しい結末だった。」「最後の場面が良かった。」等、ごんの気もちの変化に着目した意見が出ていました。今後の学びの深まりが楽しみになってきました。