2年生の国語の教科書に、「ミリーのすてきなぼうし」という物語が載っています。絵本作家の「きたむら さとし」さん作の物語です。お金が足りなくて透明な帽子を買ったミリーは、頭の中ですてきなぼうしを次々と想像していきます。「みんな、ぼうしをもっていたのです。そのどれもが、それぞれちがったぼうしでした。」と、物語は続いていきます。だれだって自分だけのすてきな帽子をもっているという言葉に、子どもたちは、物語の流れを読み取りながら、「自分だったら?」と想像力を働かせている様子でした。