4年生の理科では、「電流の働き」について学習します。ここでは、電流の大きさや向きと乾電池につないだ物の様子に着目して、それらを関係付けて調べ、電流の働きを捉えるようにすることがねらいです。子どもたちは、3年生のときに、乾電池と豆電球などをつなぎ、回路ができると電気を通すことを学習しています。この日は、その学習を生かして、様々な部品から回路をつくる部品を選び取り、「モーターを回す」というめあてで学習していました。先の学習で使用する部品も入っているので、どれを使ったらよいのか選び取ることが必要になります。「回路」にすることは分かっていても、たくさんある部品をどうつなげるのか悩んだり、なんとかたくさんの部品を使おうと工夫していたりと、学習課題に集中して取り組む姿がたくさん見られました。そうした活動の中から、「なんで回らないんだろう?」「この部品は何に使うんだろう?」「なんかモーターの回り方が反対になった!?」など、今後の課題につながる疑問が出ていました。