ストリングラフィの調べ
蒔田小学校では、年に1回、「芸術鑑賞会」を行っています。体育館を舞台に、目の前で見る「本物」は、蒔田小の児童にとってよい経験となり、感動を得ています。
今年度は「ストリングラフィ」の演奏を聴かせていただきました。
「ストリングラフィ」とは、作曲家・水嶋一江さんが考案したオリジナル楽器です。体育館に張り巡らされた「絹糸」とそれに取り付けられた「紙コップ」から発せられる音、そして全身を使った演奏方法は、子どもたちを驚かせていました。
演奏していただいた曲は、「大きな古時計」や「カノン」「アイネ・クライネ・ネハトムジーク」など。約1時間にわたって10曲以上を聴かせてくださいました。
また、演奏だけでなく、子どもたちによる体験もいっぱい。元になっている糸電話の原理から、実際に子どもたちが弦をはじいてみたり、メロディの演奏にチャレンジしてみたりと、飽きさせない内容になっていました。
内容的には「音楽の芸術鑑賞」ですが、その基になっているのは理科の原理です。身体表現なども含めて様々な内容を感じ取ることができました。
体育館全体が楽器、という貴重な体験ができた1日となりました。
来年度は演劇系の鑑賞となります。どんな「本物」が見られるか、楽しみです。
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