学校保健委員会での発表場面全校での取り組み紹介掲示物

 実施日:平成28年2月18日(木)14時45分~15時30分

場所:本校図書室

  第2回学校保健委員会では、委員児童・教職員・保護者の方々にご参加いただき、6月に開催した学校保健委員会での学びをもとに、4年生以上の委員児童が校内アンケートの結果や、全校で取り組んできた内容について報告を行いました。

また、講師として学校保健会歯科衛生士の穂積伊都子先生と、学校歯科医の渡邊宇一先生をお招きしてご指導いただきました。 

【児童発表】

 各学級単位で「噛むこと」「健康」「歯の清潔」などテーマを決めて行ってきた活動について、委員児童が取材をし、各学級の頑張ってきたことや工夫してきた内容について報告をしました。

 (報告された内容の例)

 ・噛むことを意識(回数・奥歯で噛む・もぐもぐタイムの設定・噛むメニューを決める)

 ・食事マナーを見直す(皿に手を添える・口を閉じる・三角食べ・集中して食べる)

 ・噛むことの良さを実感する

 ・食への感謝(味わう・食缶を空にする)

 委員児童は、各学級への取材の他に、アンケート結果をもとに全校の様子と担当クラスの様子を比較した報告を行ったり、1年間学校保健委員会の一員として活動したことでの学びや感想を織り交ぜたりしながら、工夫して発表しました。 

【講話】学校保健会 歯科衛生士 穂積伊都子先生「噛むことと体の健康」

 本校の歯科巡回指導で日下っ子の歯みがきをチェックしてくださっている穂積先生からは、歯をみがくことの大切さや、よくかむとむし歯や歯周病予防になるという「噛むことの効果」についても説明があり、来場者アンケートからも「噛むことを意識して取り組みたい」「わかりやすいお話だった」とご意見がありました。

【講話】学校歯科医 渡邊宇一先生「歯科検診から見える日下っ子」

 渡邊先生からは、歯科検診でいつも児童に話をしている内容を、ご家庭での指導の参考にとご紹介してくださいました。「食後の歯」を「洗っていない食器」に見立ててみがきたくなるように気持ちをもっていく方法や、「飲み込もうと思ってから、あと10回噛んでみる」など取り組みやすい活動方法をわかりやすくご説明いただきました。保護者の方からは「さっそく行動に移したい」という方もいたり、委員児童も「ぜひクラスに伝えたい!」と次の活動への意欲がみられていました。

【校長先生より】日頃何気なく行っていた内容を意識して行ってみると、今まで見落としていたよいことにたくさん気づけます。ぜひ今日の講師の先生からのお話を、クラスのみんなや家族の方にお話をして伝えてほしいです。