R6.11月12日(火)

 みなさんこんにちは。50周年を記念して、これまで町の方々にいただいた昔のものを展示する「歴史コーナー」を作りました。百聞は一見に如かず、で、その昔、実際にこの町に住む人が使っていたものを見ると、肌感覚で、この町の歴史を感じます。ご近所に住む永井百子さん、河合恵子さん、田中健次さんに寄贈していただきました。永井さんは現在90歳です。コロナの前は、社会科の授業や創立記念日の講話に来てくださり、まちの歴史や昔の暮らし、台小の歴史を子どもたちに話してくださっていました。その時に子どもたちに見せてくださったものを中心に寄贈してくださいました。歴史コーナーを作るにあたっては、横浜市歴史博物館の学芸員である小林さんにもお世話になりました。子どもたちがいつも目に留まるところにあると常に歴史を身近に感じられること、いただいたものはケースに入れず、本物を直に見られるように置くとよいこと、使っていた方やそれを受け継いだ方の生のお話が聞けたらそのお話を説明書きにしていくとよいこと、などを教えていただきました。実際、永井さんにお聞きし、それを説明書きにまとめてみました。

 また、6年生の50周年実行委員のみんなにも協力してもらいました。写真を額に入れたり、ものを並べたり、説明書きを置いたり、また、校内のいろいろなところに「歴史コーナーは校長室の前にあります。みんな見に来てね。⇒」のようなポスターをはってPRしてくれました。歴史コーナーの看板も作ってくれたのですが、そこに書いてある言葉が、この歴史コーナーの意義を伝えてくれています。「この歴史コーナーは創立50周年を記念して作られました。台小のまわりの昔の様子を知ることができるようにと、江戸時代から使われていたものを地域の方が寄贈してくださいました。昔の人の生活の様子から知恵や苦労を学び、今を、そして未来をつくっていきましょう。」素晴らしい言葉ですね。50周年の節目に「温故知新」を学び、よりよい今と未来をつくっていけるように、と伝えてくれてます。これからも、この歴史コーナーが台小の子どもたちを育てる場になってくれることを願います。歴史の上に自分たちがいることを忘れずに、よりよい未来を切り開いて行けるようになってほしいと心から思います。保護者の皆様も学校に来た折にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。