R6.12月20日(金)

 みなさんこんにちは。今日は5年生の総合と2年生の生活科の活動を紹介します。

 今日、5年2組が「本郷台駅前リビング」に総合で栽培している野菜のお店を出店しました。地域の活性化を促していきたい、という思いを持った子どもたちの活動です。自分たちがどんなふうに振舞うことでまちの人たちが親しみやすくなり、来てくれた人たちの気持ちを明るく元気にできるのか、ということを前の日に一生懸命話し合った子ども達です。どんな言葉で応対できるとよいか、どんな態度で接するとよいかなど、具体的なことを熱心に話し合い、そこで皆で見えてきたことを今日は実際にリビングのお店で実践しました。11月のリビングも出店しましたが、課題が残った子どもたちでしたので、12月の今回はそこにリベンジしていこうと準備を進めていたのでした。話し合いの通りにはいかなかったけど手ごたえは感じた、という子ども達。コミュニケーションを図るって頭で思うのと実際に体験してみるのとではやはり違う、ということにも気づいたようです。地域活性化、ということはどういうことなのか、野菜作りと町の人とのかかわりという実体験を通して考えています。大事な学びをしてますね!

 さて5時間目は2年1組にまちのパン屋さん「ぷらさんぬ」の大平さんが来てくださいました。まち探検で出会ったぷらさんぬと大平さんのことが大好きになった子ども達。実際にパンを買いにも行きました。パンを買いに行った日、お家に帰り、おうちの人に買ったパンやお店のことを紹介しながらにこにこ笑顔で食べる子どもたちの写真は、それはそれは幸せそうでした。そんなかかわりをしてきた2年1組の子どもたちに、大平さんが、来年1月に行われる区の「えがおフェスティバル」に出す新しいパンを考えてみませんか?という提案をしてくださいました。子どもたちは大喜び!一人ひとりがパンのデザインとそのパンに託した思いをかいて大平さんに渡したのが先週です。そして今日、「パン屋さんでたくさん作れて、お客さんが買いたいなと思うパン」を、子どもたちのアイディアの中から2つ選んで、それを作って持ってきてくれました。2つのパンは子どもたちのたくさんのアイディアを合体したところもありました。2年1組のクラス目標「ながれ星」と「笑顔になれるパン」という思いを形が多かったので、それを実際のパンにしてもってきてくださいました。大平さんが作ってきてくれたパンに子どもたちは歓声を上げていました。そして納得!さあ、ここからが今日のメインイベント。それは「そのパンに名前を付けること」です。子どもたちはグループに分かれてアイディアを出し合いました。子どもたちの話し合いの様子、すごく良かったです。根拠をきちんとさせながら意見を言ったり、たくさん出た名前を整理して少しずつ良いものを選んでいったり。幼稚園・保育園でのサークルタイム(話し合いの時間)を1年生でも継続して取り入れ、自分たちで話し合う機会を持ってきた成果なのかな、と思いました。

 どんな名前になったかは乞うご期待です!