R6.11月5日(火)

 みなさんこんにちは。先週の金曜日になりますが、6年生が家庭科で、小学校最後の調理実習をしたので、その時の様子をお届けしますね。この日挑戦したのは「ジャーマンポテト」。材料は、じゃがいも、玉ねぎ、ベーコンかハム。「今までに学習したことを生かして調理実習を成功させ、これからの生活に生かそう」が学習のねらいでした。これまでの学習とは・・。手順を考えて効率よく作業を進めること、安全や衛生に気を付けて調理すること、洗う、切る、むく、ゆでる、いためる、味付けをする、分量を調整する、盛り付ける、など、5年生から学習してきたことです。それらをフルに生かしてジャーマンポテトを作りました。グループで協力する、調理台、ガス台、食器、調理器具などの後片付けの仕方などもこれまで学習してきたことに入ります。これまでの学習を思いだしながら、指示を待つのではなく、自分で考えて行動する、というのがポイントでした。家庭科は、一人ひとり、これからの自分の生活を安全に健康的につくっていくために必要な事を学びます。そういうことも踏まえながら、6年生はしっかり調理実習に臨んでいました。

 さあ、始まりました。一人ひとりの力をつけるのが大事なので、自分のジャーマンポテトは自分で作ります。4人グループで、準備する人、つくる人、食べる人、後片付けする人と順番にローテーションで回していきます。協力する気持ちがないとうまく回りません。さすが6年生、どの班もとてもスムーズです。協力体制がばっちりです。タイマーを使いながら、でも目でしっかりと確かめながらゆでたりいためたりしている子ども達。火加減もちゃんと調節しています。「ここ終わったから次どうぞ」と声をかけながらローテーションを回したり、「タイマーセットしてもらっていい?」と友だちに協力を頼んだり、出来上がって試食をしている子どもたちに「どう?」と感想を聞いたり。一人ひとりが真剣に取り組み、そして温かい友達とのかかわりの中で取り組んでいました。家庭科専科の教師は、お家でも作ってみたらロイロノートの提出箱に入れて教えてね、と伝えていました。帰ってすぐにではなくても、土日に、冬休みに、そんなときに、学習したことをお家でやってみて、家族にも味わってほしいですし、そこで自信をつけてほしいなと思います。「おうちでやってみたよ」の提出箱はいつでもオープンにしてあります。子どもたちの将来を見据えて、「生きる力」を育んでほしい、という願いが込められています。楽しく、豊かに生活しようとする、そんな資質・能力を育んでほしいと願っています。