R6.11月21日(木)

 みなさんこんにちは。今日は、昨日5年2組が参加した駅前リビングのお話です。駅前リビングとは、駅前広場を活性化させ、区民のみなさんの憩いの場と時間を、という趣旨で4~5年前に始まったものです。今月は20日に開催される、ということで、台小農園で野菜を育てている5年2組の子どもたちが、地域の方に野菜を食べてもらいたい!と参加しました。雨でしたので中止になるかと思いきや、子どもたちが楽しみにしているだろう、準備をしているだろうと、実行委員の方々が開催を決定してくださいました。決定の連絡をもらい、子どもたちは即、畑へ!まさに朝採れ新鮮野菜を収穫し、きれいに洗い、駅前の会場に持っていきました。小松菜、水菜、ラディッシュ、ポップコーンのタネ4種類です。10時20分ごろからからオープンしましたが、なんと15分で売り切れという大繁盛でした。実際にまちに出て売るということが、実はいろいろな人が関わっていることや、まちの活性化の一環として行っているイベントの価値、そこに携わる方の思いなども学んできた子ども達。地域の人と野菜を通して関わりたい、まちを活性化したい、という思いをもち、総合的な学習の時間に「農業」を取り上げ、活動をしてきた子どもたちですが、成果と共に課題も見えたようで、これからまた12月の駅前リビングに出店するそうです。昨日は雨が降っていましたが、保護者の方も来ていただき、テントの設営などをお手伝いしてくださった方もいたそうで、ありがとうございました。実行委員本部の皆さんも感謝されていました。そうそう、実行委員の方がおっしゃっていました。「子どもたちが着いたたとたん、この周辺が明るい雰囲気になったんですよ。別の店を出していた年配の方も、今日はいつもと違ってとっても明るく元気です。子どもたちのパワーだと思います。」と。子どもたちはそのことには気づいていないと思いますが、自分たちにはまちを元気にするパワーがあること、まちに出ることによって、また、まちの人と関わることによって町が活気づくということ、そんなことにこれから気付いていってほしいなと思います。自分たちの活動とまちの皆さんとのかかわりを、この農業の活動を通して考えていってほしいな、行動していってほしいな、と思います。雨の中でしたが、駅前リビングのまわりはにぎわっていて明るく元気な空気が流れていました。