★音をさがす
R6.9月20日(金)
みなさんこんにちは。3時間目、学校の中を、2年生が何かを探しているように学校の中を歩いていました。とても静かに、何なら抜き足差し足で歩きながら耳を澄ます様子が見えます。子どもたちに、何を探しているのか聞いてみました。すると、「音」を探している、とのこと。音楽の学習でした。自然の音、学校の音、まちの中の音など、心を研ぎ澄ましながら音を探していました。何人かに、どんな音をみつけたか聞いてみました。すると、風の音、飛行機が飛んでる音、いすを動かしている音、黒板にチョークでかいている音、ほうきで掃いている音(技術員さんが掃除をしてました)、コピーをしている音(職員室前で耳を澄ましていた子どもが発見)などなど、いろんな音をみつけていました。廊下の床に耳を当てている子もいて、何か聞こえた?と聞くと、ゴゴゴゴゴーという音がしたといいます。何の音かなあと一緒に周りを見ると、そこは給食室前。あっ、換気扇の音かも!と給食室をのぞいていました。風の音を見つけた子もいて、どんな音だったか聞いてみると、とても小さな声で、「ヒューワ~~~ン」と教えてくれました。なんだか素敵ですね!
この後、子どもたちは音楽室に戻って友達と伝えあうといっていました。一番心に残った音はどんな音だったのかなあ、と、発表を聞いてみたくなりました。身近な音を意識して、音を通して風景を想像したり、人々の営みを想像したり、自分の好きな音を探して気持ちを豊かにしたり、リズムが見えてきたり、音の違いを面白がったりと、いろんな学びがあるのだろうな、と思いながら子どもたちの様子を見ていました。
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