R6.5月21日(火)

みなさん、こんにちは。本日は引き取り訓練を行いました。最近は自然災害が多くなったと感じます。災害の様子をニュースで見るにつけ、学校で自然災害に見舞われたとき、または近隣で事件や事故が起きて危険な時、どのようにして子どもたちの安全と命を守るか、どのようにして無事保護者の方に引き渡すことができるかを自分事として考えます。備えをしっかりしておくこと、訓練をしっかりしておくこと、そして、教職員はしっかりと様々な場合を想定しシミュレーションしておくことは、いざというときに命を守るとても大切なことととらえています。また、この引き取り訓練は、教職員、児童、保護者の皆さま、キッズや学童などの子どもがかかわる施設の皆さんと一緒に考え(訓練について情報を共有しています)、子どもたちの命を守る、自分たちの命を守る、みんなで命を守り合う、という気持ちを同じにして一緒に訓練する、ということも大きな目的としてとらえています。いざというときに命をどう守ることができるか、皆で考え、備えていきたいと思います。本日は、ご多用の中、保護者の皆さま、代理引き取りの皆さま、ありがとうございました。落ち着いて、整然と並んでいただき、混乱しないように設定した動線の通りお子さんのクラスに迎えに行っていただきました。この訓練が、いざというときに役に立ちます。皆様と一緒に訓練を行うことができ、大変有意義でした。ありがとうございました。

 大地震の際などは、保護者の皆さまが引き取りに来る時間も夜遅くなることが想定されます。東日本大震災の折は、夜中の12時を過ぎてようやく学校にたどり着いた保護者の方もいらしたとお聞きしました。気持ちを落ち着けながら、必死でお迎えに来てくださったのだと思います。帰宅困難になった時のシミュレーションや家族が離れていた場合どこに避難するか、など、ご家庭でも家族で考えておくことが大切ですね。9月2日に総合防災訓練を行いますが、本日の引き取り訓練を思い出しながら、訓練を積み重ねていけるよう実施していきたいと思います。本日は、職員も全員防災服を身につけ、気持ちを引き締めて訓練を行いました。