教室の前にある、個人のクリアホルダーには、学習で作った作品や作文、観察や絵日記、自己紹介カードなどの作品が入っています。6年生が作った詩が掲示されていました。詩の表現の方法には比喩、繰り返し、韻、対比など様々なものがあります。今まで学習してきた表現の工夫を知り、自分の思いや受けた感覚などを詩で表現していました。特に多かったのが対比と繰り返しです。

「成功より失敗の方が 楽しいかもしれない

 だからヒーローに なれなかったのかも しれない

 そもそも ヒーローにならなくても いいのかも しれない」(一部)

「将来の夢の枠      将来の夢の発表

 迷った筆先       気づけた気持ち

 焦った心情       決まった覚悟

 まだ立ち止まっていた頃 もう迷わず進んでいく」(一部)

単純に夢や希望を書くだけでなく、今までの自分の様子や思いや悩み、感じたことなどを素直に表現していました。短い文の中にその子の世界観が含まれていて面白いです。