「同じ形の四角形をしきつめることができるのはなぜなのか」5年生が考えていました。長方形や正方形がすき間なくしきつめられるのは、教室のタイルやロッカーなどを見ていても可能なことは子どもたちもすぐにわかります。しかし黒板に貼られた画用紙の四角形はどう見ても長方形ではありません。適当に切った四角形でも同じ形のものがそろうと少し工夫が必要ですが、しきつめることが可能です。色々と考えた結果、四角形の特徴に気が付いた子がいました。4つの角をあわせると1周になる=360度であることがわかりました。手元にある四角形をばらばらにして、4つの角を合わせるとちょうど360度。ぴったりと1周分の大きさになります。自分で作業をする中で気が付いたことを表現し、文章にまとめることは難しいですが、とても大切な学習をしていました。