5日目の今日は、いよいよSIKUNJEMAさんの販売するサイザルバッグを作っている村訪問です。まず、村へのお礼を小さな商店で購入します。

日本では見慣れない、柵の向こうに人がいるこのお店で、パンや油、石鹸などを購入し村に向かいます。

村に着くと、村の人たちが笑顔で迎え入れてくれました。ウェルカムティーをパンと一緒にいただきました。

自己紹介とお祈りをした後、最初の体験としてサイザルでコースターを編みました。言葉が通じない中、ジェスチャーも交えながら何とかみんなコミュニケーションを取って編んでいきます。なかなか上手でした。

いよいよ昼食作りです。村のリーダーエスタさんが、8カ月大切に育てた鶏を3羽、私たちのために提供してくれました。生徒たちは、2月にケニアに来た先輩たちから話は聞いていたものの、いざその場面になると泣いてできない生徒、呆然と立ち尽くす生徒もいました。そんな中、3人の生徒が果敢に挑戦し、苦戦しながらも村の人に助けられて実践することができました。

食事が完成するまでの時間に、家庭訪問に向かいました。

1軒目は、お孫さんと一緒に暮らす女性のお宅でした。息子さん夫婦はナイロビで仕事をしているため、月に一度だけ村へ帰ってくるそうです。普段の家事や子育てはこの女性が担っており、2世代で協力しながら生活することが、この村では一般的な暮らし方だと教わりました。

集会所に戻ると、先ほど捌かれたチキンがすでに調理され、昼食の準備が整っていました。命をいただくことの尊さや、料理を作ってくださった方々への感謝の気持ちを胸に、ひと口ひと口味わいました。

購入したサイザルバッグを持って、最後に集合写真を撮影しました。

帰り道は、夕陽がとても美しかったです。

ホテルで最後の振り返りを行った際には、今回の全行程に同行してくださったSINKUNJEMA代表・加藤さんも参加してくださいました。加藤さんからは、鶏の調理に参加したかどうかに関わらず、目を背けずにその場に立ち会ったこと自体がたくましく素晴らしい、とても誇らしい姿だったとお言葉をいただきました。そして、自分を信じてこれからの人生を力強く歩んでほしいと、温かい励ましをいただきました。