UNIS-UN 学生会議派遣プログラム Day 4 (3月18日(火))
4日目からいよいよ国連本会議場にて第49回UNIS-UNが始まります。これまでの曇りや雨の天気から一転して快晴のNYとなりました。
国連を訪問するビジター用の入口とはことなり、UNIS-UNに参加する生徒用のセキュリティーを通過して国連の敷地内に入ります。前日にUNISで配られたUN Passとパスポートのコピーまたは写真つきで英語表記の学生証の提示が必須で、生徒も緊張しながら会議場に入っていきました。
UNIS-UNの会議の構成は、基調講演、基調講演後のQ&A、生徒によるディベート、生徒によるAIに関連した発表で、前日のWorkshopよりも専門的な話を聞く時間が長いので時差ぼけの生徒には集中力が求められます。Canadian International School of Hong Kong生の側湾症をAIで画像診断する試みや、「自分たち若い世代が積極的に声を上げて、行動していくのが大切なんだ」と力説した生徒など、同年代の発表に生徒たちは刺激を受けました。Y校生は普段の授業でも質問をする習慣があるのか、積極的に手をあげる生徒もいましたが、講演者に直接質問をする機会には恵まれませんでした。
UNIS-UN1日目終了後は、事前に予約をしていたUNツアーに参加しました。国連本部の建物内の展示には紛争解決や世界平和を目指す国連と取り組みが紹介された展示物や、各国が国連に寄贈したものがありました。また、よくテレビで報道される国連での会議場を巡り、全会一致で採択されたSDGsや、ガザ地区やウクライナでの紛争解決で避難の応酬が繰り広げられた会議室などを見学することができました。
国連では同じ期間中に第69回「国連女性の地位委員会」(CSW69)が開催されていて、その委員会にY校の卒業生が参加していて、NYで活躍する先輩にも会えたことは国際学科の一員として学校での学びが将来国連につながる可能性が高いことを意識できたのではないでしょうか。
生徒の声より:
・UNISーUNは普段の授業よりも英語のスピードが格段に速くて、ついていくのが精一杯だった。
・UN tour中に、UN内に広島・長崎の原爆が紹介されていて、やっぱり世界規模で重要なものなんだなと改めて感じました。
・夕食を買いに行ったKorean townでは、日本のものが売られていて、アジアでひとまとめの認識なのかなと疑問に思いました。
・Some lecturers mentioned what I’ve learned at Y-ko before going to NY in their lectures, so it was so nice to have prepared for this conference. Of course, there were a lot of things about AI I didn't know so I felt I had to study more.
・This is our first time visiting the UN. The UN was so amazing. Schools from across the world gathered in the General Assembly. We took the lectures and presentations of UNIS students. We also watched a debate. I thought students who participated in this debate had sophisticated and critical thinking skills. Some of us could not understand what experts and students said in English. However, we tried to ask experts questions.



