SIKUNJEMAを通して関わるケニアに住む人たちとの交流最終日はSIKUNJEMAが支援するカゴバック村へ向かいました。道中でお世話になる村の人たちに洗剤や食パンを買いました。小さな商店で購入するのは初めての経験でした。

村に到着すると、8名の女性とリーダーのエスタが全員にハグや握手で歓迎してくれました。食パンとミルクティーの軽食をいただき、一息ついたら昼食用の鶏を捕まえるところからスタートしました。血抜きの後お湯につけて羽をむしるなど、普段はスーパーや精肉店で既に食肉用に加工されたものを手にしているため、みんなにとって初めての経験となりました。解体の仕方は実演を交えて教わりました。その後の調理を任せてコースター作りに移りました。

サイザルからどのように繊維を取り出すのかを見せてもらった後はコースター作りに取りかかりました。横で丁寧に指導していただきながら集中して編み込みました。

続いて2名の方のご自宅を訪問しました。歩いている途中で、メンバーの知人の教員兼農家をやっている女性に出くわし、全員にマンゴーをプレゼントしていただくサプライズもありました。

1人目のお宅は伝統的な作りでしたが、キッチン、ベッドルーム、バスルーム、家畜小屋などに分かれており、お孫さんも含め6人家族で生活しているとのことです。お家を見せていただいたお礼の品を渡し、集合写真を撮りました。

2人目の女性は小さなお孫さん2人、息子さんと生活しているそうです。バッグを編んだり農業で生計を立てているそうです。

最初の場所に戻ると昼食が準備できていました。普段は食べない鶏を私たちが訪問するために3羽も振る舞ってくださったこと、大切な命をいただくというありがたみを感じながらの特別な昼食の時間となりました。

最後にサイザルバッグを購入、作り手の方が目の前にいるという貴重な機会のため、一緒に写真を撮ってお別れしました。

日本にいては決して経験できない感動体験の連続で、ホテルに戻ってからの振り返りでは日常への感謝、幸せの基準が変化した、自分の体験を早く伝えたい、次のアクションを早く起こしたくてうずうずする、という声が聞こえました。最終日はサファリで野生動物の観察とケニアの民族文化を学ぶ予定です。