9月22日(木)に国際学科のOliver Smith先生による特別講義が行われました。

講義のテーマは、「不平等がもたらす社会への悪影響について」でした。特にイギリスの学者 Pickett & Wilkinson (2009) による研究に触れ、不平等は実は社会の貧困層のみならず、富裕層にも、つまり社会全体に悪影響を及ぼしているというものでした。犯罪率、社会全体の健全性、社会への信頼度などは、不平等が高いほど悪くなります。それゆえに「共生社会」を目指すのであれば、不平等の是正について深く考える必要があるのではないでしょうか、と問うものでした。
国際学科のYokohama Student Forum(YSF)のテーマでもあります「共生社会」についてまた一歩、考えを深める機会となりました。