10月26日に茅ヶ崎海岸に海洋プラスチックの現状を調べに行きました。

子どもたちは、もともと探さないと見つからないくらいの量だと予想していましたが、

満潮の境目を見ると、すぐにマイクロプラスチックがあるのを見つけて、驚いていました。

↑たくさん小さくなったプラスチックが落ちていました。

 

見つけたマイクロプラスチックをピンセットを使って、拾いました。

1時間くらい活動したあとに、

「いくら拾っても、なくならないよ~。」

「拾っても、また潮が満ちたら、海岸に打ち上げられるんだよね。」

「海には、この何倍ものプラスチックがあるなんて、信じられない!!」

などと、海洋プラスチック(マイクロプラスチック)の多さに問題の大きさを感じたようでした。

↑ピンセットで挟んで拾います。

 

そして、集めたマイクロプラスチックを利用する方法はないかということで

11月5日にマイクロプラスチックを入れた万華鏡づくりにチャレンジしました。

はじめに豊田さんの「マイクロプラスチックの問題とは?」の話を聞き、

マイクロプラスチックに毒性が付き、それを海洋生物が食べて…やがて、人間に返ってくる。

「何とかしないといけない!」ということで、活動がはじまりました。

↑拾ってきたマイクロプラスチックです。(カラフル)

万華鏡の模様がきれいになるようにマイクロプラスチックの組み合わせを変えたり

ペレットといわれるプラスチックの原料をこだわって入れて作ってみたり

おもしろい形のプラスチック片を選りすぐったりしながら、

集中して作っていました。

  

↑マイクロプラスチックで作った万華鏡。きれいに見えました。

 

マイクロプラスチックの利用方法として

・キーホルダー→配って、標語「減らそうプラスチック」

・マラカス→音楽会をして、プラ削減を呼びかける

・アクセサリー

・アートな飾りや壁の模様にする

など、マイクロプラスチックを利用して何かを作るだけでなく、

そのものを使って、プラスチック利用を考えてもらうというようなアイディアが出ていました。

 

学習が盛沢山になってきましたが、授業の中で生かしていけるのではないかと感じました。

11月は学習したことを生かして、学校の中や幼・保育園、地域に呼びかける活動をしていきます。