表裏と感謝
先週の金曜日は多くの保護者の皆さまにご来校いただき、ありがとうございました。
お子さまの学校でのようすが少しでも伝わっていれば幸いです。
校内を巡回すると、いつも通り一生懸命授業にはげむ姿がありました。普段と比べれば2割増しくらいでビシッとしていたかもしれませんが…笑。
実はその直前の昼休みは、廊下に各教室から歓声が響き渡っていました。
毎年恒例となった、生徒会本部役員主催の全学級対抗クイズ大会「東中王」です。
この日は学年別予選を勝ち上がった3クラスと、敗者復活から見事に決勝へコマを進めた4クラスの、7クラスによる決勝戦。
決勝進出クラス。みんなで画面の前にかじりつき、問題を待ち構えています。
一方で、その裏では…
生徒会本部役員が、各クラスの回答を見ながら点数を集計。
クイズに参加する側とは別の緊張感が、そこにはありました。
予選でも、放送機器によるトラブルが何度か出てしまい、運営の大変さを実感したであろう新生徒会本部役員。
参加する側は、滞りなく進んであたり前と思いがちですが、その裏側はものすごく大変な労力がかかっています。
楽しい学校生活を演出してくれている生徒会本部役員の生徒たちのことを、生徒のみなさんも認識してもらえたらと思います。
また、近年は「コンプライアンス」という言葉がよく聞こえてくるようになりました。
公共交通機関が時間通りに来たり、通販サイトで購入したものが翌日に届いたり、インターネットが使えたり。
様々なサービスに対する世間の目は厳しくなるばかりですが、こうした日常のあたり前も、その裏はきっと大変な努力があると思います。
今回の企画の運営の様子を見て、改めてサービスを提供して下さる方々への感謝を忘れず、ありがたみをもって利用していきたいなと思うのでした。