38日間のお約束
夏休み前最終登校日。今日も学年単位、学校単位での活動がメインでした。
今年の夏休みは、38日間。普段とは違う場所で、違うことを経験し、学ぶ期間。
その中で、身近に潜む危険を避け、身を守る術のひとつとして「薬物乱用防止教室」を行いました。
熱中症予防を鑑み、この時間は放送室からのオンライン配信としました。
「一度使ったら、脳の機能の一部はもう元には戻らない」。
間違ったことをしたら、謝罪し、反省し、より正しい行動を心掛ける。それでは済まないのが薬物です。
絶対にやらない、そう心に誓う生徒が全員であればよいなと思います。
次の時間に武道場へ行くと、1年生が集まって、全員が場内中央を見つめて盛り上がっています。
4つの青い箱と、白い紙。よくよく見ると、白い紙は紙飛行機でした。
今日は学年集会と併せて、レク「紙飛行機大会」が行われていたようです。
所定の位置から、その場で折った紙飛行機を飛ばし、青い箱に入った紙飛行機の数で勝敗を競うクラス対抗競技。
クラスメイトの飛ばす紙飛行機の行方を目で追いながら、一喜一憂する1年生。すごい盛り上がりでした。
ところが、全クラス飛ばした結果、紙飛行機が青い箱に入った数はまさかのゼロ。苦笑。
その場で学級委員で話し合い、各クラス代表生徒による紙飛行機の飛距離選手権で優勝決定戦。
最も遠くまで飛ばした2組が勝利しました。
最後に、エキシビジョンマッチとして、学年職員も飛距離を競う紙飛行機チャレンジ。
紙飛行機が飛んでも飛ばなくても、大盛り上がりの1年生でした。
そして、全校集会。先日より行われていたオアシス運動のクラス表彰、個人表彰なども行われ、こちらも盛り上がりました。
最後に、この夏で離任する職員のあいさつもあり、笑いあり涙ありの全校集会で夏休み前の教育活動は幕を閉じました。
地域のみなさま、保護者のみなさま、本校にかかわるすべての皆さまに感謝して、生徒のみなさんには、ゆっくり心と体を休める38日間としてもらえたらと思います。
最も重要な宿題であり、約束は「元気に東中に帰ってくる」こと。
38日間、常に心に留めて。素敵な夏を過ごしてくださいね。