昼休みの体育館のようす。

体育館では、いそいそと放送機器等の準備におわれていました。

今日は、年に1回の生徒総会の日。東永谷中学校の1年間の活動内容、そしてお金の使い道、いわゆる「予算」案の承認を行う日です。

生徒会本部役員はもちろんのこと、各委員会の代表生徒が全校生徒の前で年間計画を説明します。

全校生徒の前で話す機会は、職員でもなかなかないこと。総会に向けて、模擬総会を経て今日を迎えました。

今年は昨年度からの変更として、椅子を持ち込みました。

より総会にも集中して参加できたようす。来年度以降も続けて良いかもしれません。

 

承認は、各委員会等の団体ごとに冊子の内容についての説明ののち、全校生徒の賛成・反対を投じて行います。

意見や質問がある場合には、前に出て各代表生徒へ質問を行います。

今年は大きな混乱もなく総会を終えることができましたが、年によっては質疑が活発に行われることがあります。

「(その回答では)納得できません。例えば〇〇〇〇のようにはできませんか?」

など、食い下がるシーン。こうなると、各代表生徒の力量が試され、さながら国会のような熱い討論になります。


調和を重んじる日本人の良さも大切ですが、嫌なものは嫌とはっきり断ったり、違うものは違う、と自分の意見を表明することもまた大切です。

ひとりひとりを大事にする時代だからこそ、ひとりひとりの意見や考えを伝えられる「発信力」のある人に育てていきたいと思います。