6/4(日)~6(火)、3年生が2泊3日の修学旅行に出かけてきました。

新横浜駅での出発式。実行委員による司会進行で、いよいよ旅立ちの時です。

 

出席予定生徒が全員そろい、予定通りの新幹線に乗車。わくわくそわそわ。

車内では、各座席でおしゃべりを楽しみつつ、トランプやウノ等のカードゲームで楽しいひと時。

後になって「修学旅行で一番印象に残っていることは?」と聞くと「車内!」「部屋!」が意外と上位に挙がってきます。

今年の青学年も、こうした移動時間のひとときが寺社仏閣の見学に負けない良い思い出になっていることと思います。

 

京都に着くと、気持ちの良い青空。奈良に移動するために、東本願寺前に停車しているバスへ(左)。

途中のSAで昼食休憩をはさみ、奈良公園近くに新設されたターミナルから公園内へ(右)。

班別行動後の集合場所となる南大門までてくてくと。道中にいる鹿に興奮しながら、足元の糞に注意して歩きます。

バスガイドさんの話では、鹿の糞を昔は「チョコボール」、最近は「タピオカ」と呼ぶそうです。時代の変化を感じます。笑。

  

班別行動では、大仏殿の見学の前後に「鹿せんべい」を購入して、餌をやる班が。楽しそうでした。

 

鹿たちも暑さをしのぐため、公園内を流れる清流で涼を感じる姿も。青々とした紅葉が絵になります。

 

班別行動後、薬師寺へ。クラスの集合写真を撮影したのち、お坊さんからのありがたいお話。

 

そしてバスで京都へ戻り、修学旅行の拠点となる旅館へ。

旅館ならではの趣あるロビーで、スタッフの皆さまにお出迎え頂き入館。

HP担当の修学旅行経験上、京都駅から徒歩数分というアクセスの良さは過去一番のお宿でした。

そして、昨年の修学旅行でも好評だった、部屋食。旅館ならではの醍醐味です。

部屋でのひとときで濃い時間を過ごせたようでした。

 

 

2日目の朝。京都市内での班別行動。今年は旅行会社から貸し出されたスマートフォンを駆使し、市内観光へ。

タクシーと違い、自分たちの力だけで市内をめぐるとあって、事前学習にも力を入れていました。

1組から順に、班ごとに出発。小さくなっていく背中に「大丈夫かなあ…」と心配してみていると…

次の班は、旅館を出発してわずか1mで立ち止まる。苦笑。ちゃんと帰ってきてくれよ~、と願いながら、職員は巡回場所へと散りました。

そんな心配をよそに、各チェックポイントではほぼ計画通りに各班が通過。この写真は伏見稲荷前です。

後から生徒たちに聞くと、苦労したのは寺社仏閣までの道のりよりも「昼食場所」のようです。

事前にかなり調べていましたが、観光客で満席だったり、臨時休業だったりで、予定変更を余儀なくされた班が散見されました。

そうした不測の事態に班で相談して対応するのも、また修学旅行。どの班も最低限の食事にはありつけたようで良かったです。

 

旅館に戻った後、夕食を済ませて京都タワー下の部屋を借りて学年レク。楽しいひと時を過ごしました。

右の写真は、レクを盛り上げる有志メンバーの、本番直前の様子。限られた時間の中でたくさん準備をしてくれました。

修学旅行にまたひとつ、楽しい思い出ができたのは彼らのおかげです。ありがとうございました!

 

 

 

3日目。この日もバスを借りて、学年全体で清水寺へ。クラスごとにガイドさんの案内で境内を回りました。

修学旅行と海外からの訪日客でごった返しているように見えましたが、旅行会社の方曰く「空いています」とのこと。

雨の予報もあり、途中でぱらっとはしましたが、ほとんど降られることもなく見学できました。

 

その後、清水寺前の坂の中腹にある森陶器館にて、絵付け。

 

焼きあがった後は、色合いが変化するのだそう。完成が楽しみですね。

 

昼食は牛すき御膳。みんなで美味しくいただきました。

 

午後は三十三間堂へ。迫力の光景に生徒たちも興味津々。

みな「自分と同じ顔の観音様を見つけると、幸せが訪れるそうですよ~」とのガイドさん情報をもとに、一体一体の顔を眺めては「〇〇に似てない??」などと楽しそうな様子でした。

帰りの新幹線はみんな疲れて爆睡…ということもなく、学年の半数は新横浜に着くまで、仲間との時間を楽しく過ごしていました。

 

大きな事故もなく、無事に全員で帰ってこれたことが何よりです。3年生の皆さん、お疲れさまでした。

そして修学旅行実行委員の皆さん、ありがとうございました。

この後の事後学習まで終えて、修学旅行は完結。3日間の思い出を、今後の人生の糧にしてもらえたらと思います。