百人一首大会も終わり、校内は2・3月を見据えた動きが活発になっています。

3年職員は3年の公立高校入試、卒業式に向けた準備を、1・2年職員は学年末試験、来年度の行事に向けた準備が進んでいます。

生徒の皆さんは入試、試験に向けて着々と準備をしていることと思います(…してます…よね?)。

現在、校内各教室には書初めが貼り出されています。

書初めは、もともと平安時代に宮中の一部の文人の行事(吉書初め)として始まったと言われています。

元旦に、その年初めて汲んだ水(若水)ですった墨を使って、恵方を向いて詩歌を書いていた行事が、江戸時代になって寺子屋の普及に伴い、庶民にも広まっていったとのこと。

現在の学校までこうして残っているので、これからも大事にしたいですね。

3年生の教室前廊下には、今年の漢字1字が毛筆で書かれています。

ひとりひとりの個性が際立った漢字のチョイスが面白く、生徒の顔を浮かべながら「どんな意味を込めたのかな」と想像しながら見ていました。

2年生は硬筆で、1年生は職業調べのまとめが、それぞれ廊下に掲示されています。

また職員室前には、今年の校内書初め展の金賞作品が飾られています。ご来校の際は、ぜひご覧になってみてください。