命の授業
保護者の皆さま、先週土曜日は、お休みのところ引き取り訓練にご協力をいただき、ありがとうございました。
授業参観にも多くの方に足を運んで頂き、お子さまの普段のようすをご覧いただけたかと思います。
体育館やグラウンドでは、地域の皆さまの防災訓練に本校1年生も参加させていただき、貴重な機会を頂けました。
消防団の方にもご協力を頂き、消防車も登場。消火器の使い方などもご教授頂き、有意義な時間になりました。
コロナ禍以前は当たり前にやっていたことを、再びこのように執り行えたのは良かったと思います。
有事の際にどう動くか、校内でも日ごろから折に触れて生徒と共に準備してまいりたいと思います。
今日は、本校管理職2名による全体道徳「命の授業」を体育館で行いました。
本校副校長の体験談をもとに、命の大切さを問う1時間。多くの生徒たちは真剣な表情で話を聞いてくれました。
命が大切、ということは誰もが知っていることでも、それを改めて言葉にし、伝わるように伝えることは、難しさがあります。
生徒たちには、それぞれに家庭環境があり、生い立ちもさまざま。伝え方によっては、嫌な気持ちにさせたり、傷つけてしまうこともあるかもしれません。
そのあたりも踏まえ、この話題が身近なものであることも伝えつつ、決して暗い気持ちにならないように。
そんなやさしさが感じられる話し方で、様々な角度からお話がありました。
最後は、音楽科教諭によるピアノソロに合わせて、相田みつをさんの詩「自分の番 いのちのバトン」を朗読。
温かい雰囲気で終わりました。
相田みつをさんの詩集は本校図書館にも蔵書があり、この講演を受けて詩のページをディスプレイしています。
生徒のみなさんは、図書館に来た時に改めて目に触れ、今回の内容を思い出してもらえたらと思います。
当たり前にあると思っている今日や明日、そして未来。
それはとても価値のあることであることを、生徒職員一同で再確認できたのではないでしょうか。
1日1日を大切に。今日を迎えられたことに感謝して。教育活動に励んで参りたいと思います。