~立春 東風凍を解く(とうふう こおりを とく)~

 暖かい春風が吹いて、川や湖の氷が解け出すころ。旧暦の七十二候では、この季節から新年がはじまります。(新暦では、およそ二月四日~八日ごろ。「日本の七十二候を楽しむ~旧暦のある暮らし~より)

 昨日は節分でした。今日は立春です。学校の近くで春を探しました。中学の紅梅が例年のように凛と咲いています。残念ながら本校の淡いピンクの梅は、つぼみをかたく閉じたままです。中学の紅梅の奥に白梅が咲くのですが、こちらはまだつぼみのままです。ここにメジロが飛んできてくれれば、絵に描いた立春です。(左の写真)

 本校の先陣をきって咲き始めたのは、個別支援級畑で、こぼれた種が芽を出して花開いた菜の花です。茎たけは、60センチくらいに育ち、脇から茎が伸び両手を何本も広げたように成長しています。遠くに見える菜の花畑は種を11月に蒔いて4月には一面の菜の花畑になるところですが、まだ茎たけは10cmくらいです。(右の写真)

 立春を過ぎて吹く強い南風を「春一番」といいます。今年は、いつ吹くでしょう。楽しみに待ちましょう。