~自由に想像しながら歌います~

 岩井原中学校では、毎年秋になると 合唱コンクールが行われていて 毎朝練習のコーラスが校庭にも響いてきます。

パートごとにテープにメロディーを録音して練習を積み重ねるそうです。今年も最優秀のクラスが来校して、合唱を聴かせてくれました。おにいさん おねえさんはとても体が大きくて ひとりひとりが自分のパートを精いっぱい歌ってくれましたので、一クラスとは思えないほど迫力がありました。小学生とは違って低い声が低いメロディーを力強く歌い上げます。小学生は目を丸くして耳を澄まします。1曲目は課題曲「大地讃頌」です。卒業式に歌われることが多く大人には聞き覚えのある曲です。子どもたちは、初めて聴く子がほとんどなので、中学生を見つめて聞き入りました。♪たたえよ

大地をああ~~~。曲が終わった瞬間、子どもたちも「フー」っと息をはきました。

 2曲目は自由曲の「走る川」です。「ぼくは、川の中の石ころを想像しました。川は海に向かって速く・遅く流れます。すべての石ころが海へ行けるわけではありません。走る川の姿を自由に想像しながら聴いてください」と指揮者が語りました。女子の歌う声、男子の低い声が追いかけます。女子と男子の声が混ざり合い響き合って川は流れました。

 中学生の合唱が終わり会場じゅうの人が惜しみない拍手を送りました。富士見台小学校の子どもたちも全員で「つなごう未来へ」を歌いました。全校の子どもたちが声を合わせて60周年記念にみんなでつくった歌を元気に歌いました。

 秋の一日 昼休みのミニコンサートでした。岩井原中学校のみなさん! 素敵な歌を歌っていただき ありがとうございました。