新橋小学校では、「全校縦割り活動」を教育の柱の一つとして位置づけ、年間を通して異学年の交流を大切にしています。この活動は、上学年が下学年を思いやり、支えながら行動することで、互いに成長し、学校全体に温かな絆を広げる取り組みです。先週から、6年のそれぞれのクラスで計画した1年生との交流会が行われました。6年生は「1年生に楽しんでもらいたい」という思いを込めて、追いかけっこや簡単なゲームを準備。校庭では、6年生が1年生の手を取り、一緒に走ったり遊んだりする姿が見られました。特に印象的だったのは、6年生が1年生に分かりやすいように言葉を選び、優しい口調でルールを説明していた場面です。最高学年としての頼もしさと成長が感じられました。交流会の最後には、6年生と1年生が笑顔で手をつなぎ、校庭から教室へ戻る姿がとてもほほえましく、温かな雰囲気に包まれていました。このような関わりは、入学当初の配膳のサポート、運動会でのペア学年としての活動、そして今後予定されている絵本の読み聞かせなど、年間を通して続く縦割り活動の一場面です。6年生がリーダーシップを発揮し、1年生を思いやりながら支える姿は、学校全体の絆を深め、子どもたちの心を豊かに育んでいます。11/13日(木)に予定していた全校縦割遠足は延期となりましたが、11/20日(木)の実施を楽しみにしています。これまで紡いできた異学年との温かな関わりや、高学年のリーダーシップがさらに発揮されることを期待しています。