新橋小学校では、4年生が国語の授業で「新聞づくり」に取り組んでいます。取材を通して要点をまとめ、記事として記す力を育てるとともに、小見出しをつけたり、紙面の構成を工夫したり、画像を挿入したりするなど、表現力を高める学習を進めています。新聞のテーマは、来月の「新橋小学校創立記念日」に向けて、「新橋小学校の歴史」と「新橋の町の歴史」。子どもたちは校長室を訪れ、歴代校長の写真をタブレットで撮影したり学校の歴史が記されたファイルをメモしたりしながら、熱心に取材を進めました。9/16は、昔の新橋を知る元PTA会長であり、本校学校運営協議会会長、そして新橋連合自治会の顧問でもある相原さんを体育館にお招きし、相原さんの子ども時代の新橋の学校や町の様子についてお話を伺いました。授業時間が今よりも5分長い50分授業だったこと、休み時間が少なかったこと、宿題がほとんどなかったことなど、当時の学校生活について語ってくださいました。また、森に入って木の枝を使ってチャンバラごっこをして遊び、時間ではなく「暗くなったら帰る」という感覚で過ごしていたことなど、自由な遊びの様子も教えてくださいました。さらに、現在は駅やスーパーがある新橋の町も、昔は森と田んぼと川に囲まれた自然豊かな場所だったこと、小さな商店街が地域の暮らしを支えていたことなど、貴重なお話をたくさん聞くことができました。相原さんのお話にしっかりと耳を傾け、メモを取りながら要点をまとめる子どもたちの姿が印象的でした。現在の新橋の様子と昔の様子の違いに驚きながらも、真剣に学ぼうとする姿勢から、今年度の大きな成長を感じることができました。