​地域とともに子どもたちの学びを豊かにしていくため、第2回学校運営協議会を開催しました。今回は「地域をフィールドにした探究的な学びの実際」と「教職員の働き方」について話し合いました。新橋小学校では、子どもが主体となる学びをめざし、地域と連携した活動を進めています。最高学年の6年生をはじめ、総合的な学習の時間において、担任と相談しながら子ども自身が課題を設定し、地域と協力した学習が展開されています。1~6年生まで地域の事業所「ぴぐれっと」さんとの系統的な人権学習を継続し、見学・交流・共同活動を通して他者理解を深めています。さらに、地域に住む大貫さんの畑を活用した食育や、公共機関・農家・河川局との連携による体験的な学びについても共有しました。また、現在、学校全体として教員の時間外勤務が長くなる傾向があることも共有しました。委員の皆様からは「地域の温かさを子どもたちに感じてもらえる活動を続けてほしい」「学校の頑張りは伝わっているが、もっと見える機会があるとよい」「先生方の元気が一番。それを地域で支えていきたい」「働き方改革は急務。先生方が疲弊しないよう、地域でできることを考えたい」といった温かい意見が出されました。職員一丸となって、子どもたちのために全力を尽くし、学びの質を高めていきたいと考えています。同時に、教職員の働き方についても改善を図り、持続可能な学校運営をめざします。地域の温かい後押しが、私たちの力となっています。これからも、学校と地域が一体となって、子どもたちの笑顔と学びを支えるために歩みを進めていきたいと考えています。