10/27(月)、3年2組の児童が阿久和川に出向き、「まほろば」再整備に向けた学習活動を行いました。今回の活動では、実際に川に入り、水に触れながら生き物の観察や水質調査を体験しました。川辺には観察用の水槽が並べられ、まるで野外研究室のような環境が整えられていました。これは、横浜市下水道河川局河川流域調整課の皆様が朝早くから準備してくださったおかげです。行政との連携によって、安全に配慮された環境の中で、子どもたちは貴重な体験をすることができました。活動では、カニやドジョウ、カワニナなどの生き物に触れ、「川にこんなにたくさんの生き物がいるなんて知らなかった!」という驚きの声があがりました。また、パックテストを使った水質調査では、阿久和川の水がとてもきれいであることが数値として示され、子どもたちはその結果にも目を輝かせていました。このような体験を通して、川の環境が生き物の多様性を支えていることや、自然と人との関わりについて考えるきっかけとなりました。川に入る楽しさだけでなく、安全に活動するための準備や工夫の大切さも学ぶことができました。なお、3年1組と3組も同様の活動を予定していましたが、雨天のため川での活動は実施できませんでした。2組は、9日ぶりの晴天に恵まれ、活動を行うことができました。この取組は、総合的な学習の時間の一環として行っており、行政機関と連携しながら地域の自然環境やまちづくりについて学ぶ、非常に意義深い活動となっています。