【学校】食のプロムナード~給食室前から広がる食育の世界~
新橋小学校では、給食室前の廊下が「食のプロムナード」として、子どもたちの食への関心を育む場となっています。ここでは、栄養職員による様々な発信が日々行われており、食育の大切な拠点となっています。プロムナードに設置されている「栄養こくばん」には、毎日の給食の献立や使用されている栄養素がわかりやすく記されており、子どもたちは食べることを通して栄養について学ぶことができます。また、毎月発行される「食育便り」では、季節の食材や地域の農産物についての情報が紹介され、食の背景にある人々の思いや工夫に触れることができます。また、新橋独自の「食育広場」の掲示は、泉区で収穫された野菜や果物が給食に登場する様子や、それを育てた地場農家の方の紹介など、食材の“向こう側”にある物語が丁寧に記されています。今月は、旬のカツオについての豆知識や、今月のデザートだった梨がどのくらいの量が、どのように調理されているのかが掲示されており、子どもたちは季節の移ろいを感じながら食事を楽しんでいます。給食室の前を通るたびに、行事食や地域とのつながり、季節の恵みなど、食にまつわる多様な学びが広がるように努めています。食を通して「人」「地域」「季節」とつながる心を育てていきたいと考えています。
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