『お花ボランティア』

副校長 矢崎 純一

 関東より西では、例年より早い梅雨入りとなりました。最も早く梅雨入りをした中国地方では、22日早い「梅雨入り宣言」が発表されました。関東地方では雨の多い天気が続きますが、「梅雨入り宣言」を出すか、「走り梅雨」の雨として梅雨入りを見送るか、その判断は難しいそうです。

 関東地方の最も早い梅雨入りは昭和3856日で、この年は気象庁泣かせの異常気象だったそうです。

 さて、小机小学校では様々な場所や場面で保護者や地域の方々にお力添えいただき教育活動を営んでいます。学校ボランティア活動もその一つで、新1年生が給食当番活動に慣れるまでの期間お手伝いをしていただいています給食ボランティアや登下校の見守り、おやじの会、図書ボランティア、お花ボランティアなどたくさんの活動があり、コロナ禍で感染対策を講じながら活動していただいています。

 先日、学校メール配信で「お花ボランティア」の募集をいたしました。お花ボランティアは地域学校協働活動推進委員の方を中心に、城郷小机地域ケアプラザや保護者の方々のご協力をいただき、学校の花壇やプランターの整備に取り組んでいただいています。学校に植える花は、種を直に蒔くものもあれば、小さなポットで種から苗までを育て、移植するものもあり、地域のボランティアの方がそのコーディネートをしてくださっています。

 さらに本校の特色のある教育活動「サクラソウプロジェクト」にも関わってくださっています。校内でサクラソウを育てている3年生が、サクラソウの花が枯れた後の休眠期にも水を与え続けられるように、他の植物の挿木の準備をしてくださいます。3年生の子ども達が挿木をした草花の世話をすることにより、サクラソウの根への水やり活動を継続して行うことができています。

 このように学校の教育活動を支えてくださっている地域や保護者のボランティアの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。これからも本校の教育活動へのご理解とご協力を賜り、たくさんの地域や保護者の方々のお力添えをお願いいたします。

 

 

SDGsメモXVI 

 「よこはま子ども国際平和スピーチコンテスト」では、6年前からSDGsと関連させて「今、自分ができること」を考える機会としています。2015年9月に国連、12月に内閣府から発信された直後の、2016年から取り組んでいることになります。横浜市と神奈川県は、2018年6月からSDGs未来都市でもあります。「誰一人取り残さない」ために大切にすべきことをSDGs「に」学び、考えていけるとよいですね。