個別支援級 『ムラサキシャチホコ・アカエグリバの擬態』2024.9.12
5、6、7、8組の子どもたちは、生き物が大好きです。
山タイムの時間に、落ち葉?のようなものの写真を、みんなで見ました。
さて、問題です。『これなんだ?』
子どもたちから、『葉っぱ?』『落ち葉?』『枯葉?』…ets
だけど、ある子が『蛾(ガ)?』と言いました。
『大正解!』
正解は、『ムラサキシャチホコ』という蛾の仲間です。
子どもたちから、『うっそー!葉っぱじゃないの?ほんとうに−!』と驚きの声が聞こえました。
その後、同じような仲間の本物の標本『アカエグリバ』を見せました。
『すごい本当に、蛾だ!』という声が聞こえました。
ガの仲間には、翅(はね)を落ち葉に似せて「擬態」している種類がいます。
木の枝にとまれば枯れた葉っぱに、地面にとまれば落ち葉に紛れて身を守っています。
中でもムラサキシャチホコは秀逸で、これぞトリックアート!
昆虫が「擬態」する理由は、多くの場合、鳥などの動物から食べられないようにするためです。
また、植物ではなく、強い生きものに擬態して他の生きものが近寄ってこないように擬態するものもいます。
今日は、「擬態」をしながら、一生懸命に必死に生きる「ムラサキシャチホコ」と「アカエグリバ」を見て、生物の不思議に、子どもたちと楽しく触れることができました。🦋
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