今日は、6年生の社会科の授業の一環として、元中学校の教諭である津田 憲一様を講師にお迎えし、戦時中の沖縄の様子についてお話していただきました。津田様は、沖縄の座間味島で戦争体験をされた方々に、当時のことを聴いて回られているそうです。写真や、インタビューの内容を交えながら、子どもたちに分かりやすくお話いただきました。

 

 

 その中で、現在は美しく穏やかである座間味の海が、当時は特攻隊の方たちが訓練をした場所であることや、集団自決の地となった場所にある慰霊碑のお話などをしてくださいました。また、防空壕に逃げ込んで生き残られた方が「戦争を体験した自分が、そのときのことを伝えていかなければ、間違ったことが後世に伝わってしまう。」と強く感じ、60年間誰にも話さなかった辛い体験を、ぽつりぽつりと津田様に話してくださった、というお話もありました。

 

 

 最後に、沖縄の三線を演奏してくださり、子どもたちはとても聴き入っていました。

6年生の子どもたちにとって、とても貴重な時間となりました。